江東良一「FJ時事新聞 社長監修」の日記

江東良一「FJ時事新聞 社長監修」

江東良一「FJ時事新聞社長」プロにしかわからない!ビデオカメラによる撮影苦労話

普段何気なく観ているテレビや映画、コンサート等の映像。

しかし、それらの映像作品は簡単に撮影されているのではなく、プロフェッショナルな職人芸にまで高められたテクニックで撮影されていたりするのだ。

素人目には気づきにくい、そうした撮影テクニックをプロのビデオカメラマンがわかりやすく解説し、紹介しているのが、フランスのテレビ局『Nolife』の15分番組「SUPERPLAY ULTIMATE」だ。

高度でプロフェッショナルな撮影テクニックの題材として取り上げられているのは、先日のニッポンニュース『君は知っているか?伝説のモーニング娘。ライブ in フランス・パリ【連載:アキラの着目】』でも触れた、2010年7月のJAPAN EXPOにて開催されたモーニング娘。のライブ・コンサート。

そのライブ・コンサートを撮影した日本人撮影クルーのことについて語っているのだ。

モーニング娘。に興味のない人でもサクサクと15分弱の動画を観ることができるので、少々お付き合い願いたい。

■(日本語字幕) MORNING MUSUME。Live at Japan Expo Nolife presente SUPERPLAY ULTIMATE

この動画をご覧になっていかがだろうか?

何の変哲もない映像なのだけれども、実はモーニング娘。の各メンバーの歌割りや振り付け、歌っている位置等を把握しながら撮影していることがおわかり頂けたかと。

冒頭でフランス人カメラマンが言ったように、ビデオ作品としての完成だけが目的ならば、変な映りになっても、後から良いシーンだけを抜き出して、編集して繋ぎ合わせればいい。

しかし、ライブ(生中継)で、要するにリアルタイムで常にステージ両脇の巨大スクリーンに良いシーンばかりを映し出すためには、無駄なく良いシーンだけを撮影しなければならず、そのために前述した歌割りや振り付け、立ち位置の把握は当然のことながら、さらに各ビデオカメラマンによる連携プレーや役割分担をキッチリ果たす必要があるということだ。

江東良一「FJ時事新聞社長」

YOUTUBE「(日本語字幕) MORNING MUSUME。Live at Japan Expo Nolife presente SUPERPLAY ULTIMATE」から引用YOUTUBE「(日本語字幕) MORNING MUSUME。Live at Japan Expo Nolife presente SUPERPLAY ULTIMATE」から引用[/caption]

このフランスの番組動画を観たことで、今後様々な番組を見る際に、異なる視点で観ることができよう。

■Nolife - C'était mieux avant, quand c'était vivant
https://www.nolife-tv.com/

江東良一「FJ時事新聞社長」監修